友人の結婚披露パーティーの司会を頼まれた話 【回想編】
ピンポーン
…ガチャ
どうも、もじゃもじゃ店長です。
お風呂上りに失礼します。
私、このたび…
「結婚することになりました!」
……………。
という一報が友人から届き、手の込んだエイプリルフールかと思ったのですが、よくよく考えたら4月でも1日でもなかったので、本当に結婚するんでしょう。
そして、僕はこの友人のことを思い返したのです。
彼とは中学3年生から友達として交流するようになり、友達歴2時間くらいで大親友になりました。それからは毎日学校が終わっては彼の家に行き、一緒にジブリの「耳をすませば」を延々見続けるという淡くくすんだ青春時代を過ごしました。
今思えば、その日々が今後の僕たちの運命の糸を絡ませ、カバンの中のイヤホンコードのように解けない固結びにしてしまったんでしょうね。
それぞれが別々の高校に進学し、しばらくは疎遠になっていたのですが、僕が大学2年生のとき、彼は僕の後輩として、同じ大学に入学してきたのです。
僕自身、滑り止め受験で入学した学校で、お世辞にも高学歴とは言えない、いや、お世辞とかじゃなくて、それこそエイプリルフールでも高学歴とは言えないであろう大学に、浪人して入学するなんて、こいつはなんてバカ(偏差値ではなく生き方として)なんだ、と思うと同時に、彼が変わっていないことに対するちょっとした安心感がありました。
それから紆余曲折を経て僕は大学を中退して家出をして、彼が一人暮らしをしていたワンルームに転がり込み、ロフトスペースを間借りするというドラえもんとのび太くんみたいなルームシェアが始まりました。
こんな感じでした
その頃に彼が付き合い始めた彼女が、彼の奥さんになるという一報が届いたのだ。
「感慨深いなぁ」
僕が言うのもなんですが、彼は控えめに言ってクソ野郎なので、そんな彼が長年の交際を経て結婚するという事実が未だに信じられません。
(彼のクソ野郎エピソードは、新婚ということもあり割愛させていただきます)
とか言ってる場合じゃなかった、出勤時間が迫っているので着替えて外に出ます。
まぁ、僕も多分に漏れないクソ野郎なのですが、彼とは約3年に及ぶルームシェア時代に一度も喧嘩をしたことがないのです。
これは、お互いがクソ野郎であることをお互いが認識していたことに理由があるのだろうと思っています。
よく、ルームシェアの揉め事あるあるに挙げられるのが「家事の分担を守らない」なんですけど、これに関しては「ルールを作らない」というルールを設けることで、洗濯物が溜まっていたら「あいつはクソ野郎だから俺がやっておくか」という思考でお互いがその都度、家事をするという暗黙の了解が成立していました。
これからルームシェアをしようとしている無謀な若者たちには、是非この事を参考にしていただきたいと思います。
「なんやかんや楽しい思い出だなぁ」
ワンルームで壁も仕切りも無いので、彼女を家に呼んでいる日なんかは、僕のバイトの夜勤あがりにメールがきて、
『スマン、今晩はネカフェに泊まってくれ』
なんてことも度々ありました。
モジャモジャ!モジャモジャ!(着信音)
「ん?」
「早速アイツから電話だ」
も「はい」
友『おーい、もじゃもじゃー』
も「なんだい?」
友『手紙届いた?結婚披露パーティーの司会を頼みたいんだけど』
も「なんだ、そんなことか……」
「任せとけ!」
「うおおおおおおおおおお!」
友人へ
ご結婚おめでとうございます。
キミまじで奥さんのこと泣かさないようにな。
ガキの頃に「俺50歳で死ぬわ」とか言ってたけど、長生きの義務が発生したからね、健康に気をつけて。
後日、結婚披露パーティーの打ち合わせに新日本橋で新婚ホヤホヤ夫婦と会ってきました。
最高に幸せそうなふたり
新婚3日目だそうです。
打ち合わせに使ったオシャレなカフェ
TRAVIS CAFE
http://www.en3cube.com/cafe/index.html
トラヴィスカフェは、昼間は働く人を応援する健康志向のランチを提供、夜は店内でエレキグリルでのインドアバーベキューが楽しめる一風変わったカフェです。
夜のメニューは全て500円。仕事終わりに軽く飲むにも、小規模パーティーの貸切利用にもオススメです。
絶品バーベキュー串
カフェオリジナルのジャーサラダをトルティーヤに挟んで
インドアバーベキューを振舞うもじゃもじゃ店長
ふたりのハッピーに感化され、謎のハイテンションでバーベキューを振舞うもじゃもじゃ店長
ふたりの結婚式は11月28日です。
つづく…!
友人の結婚披露パーティーの司会を頼まれた話【パーティー編】
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